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(ひとりごとへ戻る)


アートラボキタニにて制作



壁にかけてる水彩を参考に
まずはざーっと大体のレイアウト。
イエローとブルー、若干のブラック





絵の具をケチるつもりはありませんが
必要な色を必要なだけ。
結構こまめにきれいにしてます。
描き始めのうちは(笑)





輪郭線が必要なものはあまりないけど、
はっきりさせるべきものははっきりと決める。
習字の小筆で書いてる感覚。ブラック系で





波もなんとなくの雰囲気を線で入れて
厚い雲の雰囲気を。
写真や下絵を参考にし過ぎず。
なんとなくかっこいい感じに(?)

※次の段階(画像)にいく時はしっかり乾いた状態です。



青がしっかり乾いていればその上にイエロー、レッドを
「透けるように」載せていく。
重ねる場所によってオレンジ、グリーン、ヴァイオレットに見えます。

※雲も波も同様





もう一度ブルー系を重ねたり・・・
少しずつな滑らかな印象にしながらも
明暗をはっきりさせる。
難しい色は使ってません。





この辺りの作業・・・説明し辛い。
光の部分の表現より、「影をより影らしく」しないと雰囲気が出ない。
(と、こだわってます)





別色を塗っては別色で消してるようですが、
私なりの考えがあります。
ハイライトではなく、暗い中に光を入れていくことで
全体をより明るく見せる。





この辺りから微妙な光加減を。
実際こう感じたわけではありません。
いかにして「魅せる」か?
光りの強さを「色の強さ」に置き換える。





もうこのあたりで勘弁してもいいんだけど
波にまだ「迫るもの」がない。
荒波を描くつもりはないけど・・・





とびしまサンライズ
2020
8号S
455× 455mm
油彩・キャンバス


少しは迫ってきたかな?(汗)




最終的には、遠くから見て強くやわらかい光りになってれば!・・・?





もうそろそろ30年になるパレット。
あんまり面白みがないなぁ。
筆は結構消耗品です。辛いけど(笑)






今回は以前よく使ってた白の額装で





みたらいギャラリーにて展示